スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

家畜人ヤプー4

2008年03月09日 11:33

『沼 正三』著 幻冬舎アウトロー文庫 354ページ

「まあ、一物、大歴史家の…」
クララが司馬遷の男根を、アマテラスから贈られて思わず呟いた言葉。大爆笑しました。
なかなかもってして面白い本です。このセリフは正確には3巻での出来事で、これまでの経緯は、
カテゴリー「沼正三」のリンクからご参照下さい。

アマテラスのところから、ジャンセン家の別荘に帰ってきたクララ達一行。
ウィリアムとクララの仲は親密度が高まり、家畜のリンは大人しく二人の後について来ていた。
時には犬のようにクララの靴を舐め、よしよしと可愛がられるリンは、
今や家畜に成り下がり、犬として至らない自分を情けないと思うようになっていた。

リンをどのような家具に仕立てようかと思案しているクララは、ふと「セッチンにしたら…」と考える。
あの、ほんの少し前まで恋人として接吻していた口を、私の股間に押し当てて、汚らしい排泄物を喜んで食べるリン…。
自分の想像に不快さを覚えて、思わず顔をしかめるクララ。
しかし、その考えも次第に変化を見せ始める。

どうして家畜に排泄を恥じる必要があるの、私ったら。

反対に、まだ人間だった頃の誇りを多少なりとも残しているリンは、クララがセッチンを使う姿を見て、
自分がいかに白人(人間)と違うかを思い知らされる。女子トイレに入る事に抵抗があるリンを、
クララは「あなたは人間じゃないのよ?言うなれば、婦人がトイレにハンドバッグを持っていくのと同じよ」と一掃する。

公衆トイレのセッチンがクララの股に張り付き、食べ物をいただいている間、リンはそれを眺めながら、
同じヤプーであるそのセッチンに親近感を感じると共に、自分が女子トイレに感じる抵抗感すら、間違いなのだと気づかされる。
いや、家畜となった今、考えたらセッチンのように彼女の秘部に接吻できるなんて、幸せだ。
そう思えばセッチンになれるのは幸せかもしれない…。

相変わらずハードな内容で進んでいくヤプー4巻。
自分でもよくここまで読んでこれたなあと感心します。
最近、食事しながらでも読める自分が少し嫌になったりしますが、そこはまあ、慣れですね(笑)。

読むのに時間がかかるのは、内容をイメージするのが大変なのもさることながら、
当て字が多いので途中から面倒くさくなってきます。
3巻くらいになると、その面倒さがピークに達しますが、
4巻になるといい具合に慣れてくるので、苦痛ではなくなりました。

ヤプーは全5巻ですが、話が全く進んでいない。大丈夫なのか…(笑)。
むしろ、ストーリー性を楽しむ物語ではないのかもしれませんね。


参考になった!という方はゼヒ押してくださいッ →  にほんブログ村 本ブログへ

スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://hihidx.blog115.fc2.com/tb.php/74-bd520817
    この記事へのトラックバック



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。