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幸せの記憶(下)

2008年03月06日 22:00

『ダニエル・スティール』著 天馬 龍行 訳 アカデミー出版 561ページ

昼ドラ小説(失礼)の下巻。前半の内容はこちら↓
http://hihidx.blog115.fc2.com/blog-entry-69.html

予想していた展開とずいぶん違ったのでビックリ。
こわ~い母親のマーガレットの嫌がらせが、どういう方向へ効いてくるのかと思ったのですが、
心配していた方へはあんまり進まずで、ホッとしたような、残念なような。。。

話が次世代まで進んでいくんですが、なんだかちょっとありがちなストーリー展開かなあ。
精神的なトラウマがどうとか、男女のもつれがどうとか、それでいて強烈すぎず…。
どうせやるなら、もっといびりまくって欲しかったなあ。
昔見た「牡丹と薔薇」のインパクトがでかすぎたんでしょうか。
「あなたは牡丹じゃなくて、豚よ!」知ってる人どれくらいいるんだろう。

アメリカへ帰郷したブラッドとセレナは、夫側の一族からの冷たい仕打ちを避けて、
サンフランシスコへ新居をかまえます。娘のバネッサも生まれて幸せな日々が続いていく。
テッドも新居から近い学校の医学生として勤め始め、バネッサをこれでもかというほど可愛がる。
たまに母親マーガレットからの小言もあるけど、ニューヨークから離れたこの地ではさして気にならない。

そして、ブラッドは軍の命令で、朝鮮への視察にでかけていくが…。

ここまできたらもうお分かりかと思います、ハイ、旦那さんはご臨終しちゃいます。ちーん。
話が急展開なわりに、文章表現はあっさりしてて、え?旦那死んだのに、こんなスルーの仕方でいいの!?と拍子抜け。
その後は、心に傷を負ったセレナの立ち直りと第二の人生のスタートが描かれます。
今までブラッドに依存してきたセレナは、自立という道を歩みだします。
彼女は、本来持って生まれてきた美しさを生かしたモデルという仕事に就く。
天職といえる仕事。テッドはもっと大きな可能性を示唆して、ニューヨークへ出ないかと勧める。

スーパーモデルへの道、まだまだ続く義母の嫌がらせと、支えてくれる周りの環境。
新しい恋人との出会い、そして挫折。セレナの人生って呪われてるとしか言えません。

色々な要素を詰め込んだ意味では面白かったけど、進行スピードの減速感が残念でした。
アカデミー出版つながりで、どうもシドニィ・シェルダン氏と比較してしまう感があって、
私にはラストスパート型のシェルダン氏の作品の方があってるみたいですね。
そこは、読んだ人それぞれというところでしょうか。


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