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竹取物語

2007年12月06日 19:30

『作者不詳』 星 新一 訳 角川文庫 190ページ

今は昔、竹取の翁といふもの有りけり。

このフレーズを聞いて、懐かしいと思う人は多いのではないでしょうか。
そう、日本最古の物語、そして最古のSF「竹取物語」です。

このお話、詳しいところまで知っていますか?
子供のころに聞かされた内容は、ロマンチックなイメージでしたが。。。

星新一さんの口語訳は、なんとも魅力的。
「われ朝毎夕毎に見る竹の中におはするにて知りぬ。子となり給ふべき人なめり」
というところが、
「竹とは長い付き合いだ。高いとこ、滝の近く、たくさんの竹、指にタコ。
 竹は私、私は竹。うちの子にしてもいいと思う」
となってしまうんだから、なんとも親しみやすい。
かといって、簡単すぎて陳腐になっているわけでもない。

話はご存じの通りだが、5人の求婚者たちがどのようにして、
かぐや姫の求めるものを持ってきたか、細かいところまで知ることができる。
姫の求めたものは、「み仏の石の鉢」「蓬莱山の黄金の枝」「火鼠の毛皮」「龍の宝玉」「燕の子安貝」。
どれも存在するかも分からない代物だ。

もう、これはあからさまに「私の事はあきらめて下さい」と言っているようなもの。
それでも、恋に焦がれた男たちは、偽の品物を用意したり、とりあえずは航海に出てみる。

かぐや姫は悪女といっても差支えない。いや、悪女なんだろう。
地球の人間とは価値観が違うのはしょうがないけれど、
無茶苦茶な要求をして男たちを死にそうな目にあわせたのは事実だ。

根本的なところで、地球にきたのは、何かあっちの世界で悪いことしちゃったかららしいし。
「しばらくの間、君は地球で頭冷やしなさい!」という訳だ。

いつだったか、こんな話があった。
本当はかぐや姫はすっごい悪女で、おしおきのために地球にやってきたのだ…というもの。
この発想はあながち間違っていないのではないか。
これで、指と指とを合わせて「ト・モ・ダ・チ~」とでも言おうものなら、ハリウッドもびっくりだ。

ちなみに、巻末には原文も載せてあるので、参考にできる。


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