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魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち

2009年10月22日 02:34

『角野栄子』著 佐竹 美保 画 福音館書店 405ページ

「魔女の宅急便」シリーズも、遂に最終巻になりました!
10/7に発売で早速購入。最後にふさわしく、400ページを越える分厚い本になってます。
長年の恋を実らせて、キキととんぼさんはついに結婚!
前回の5巻から数えて、15年の年月がたった設定なんですが、
11歳になる双子の子供が今回の主人公です。キキに子供とは!いやはや。
これまでの紹介はカテゴリー「児童書」より。

<あらすじ>
キキととんぼさん、ジジの家族(白い猫のヌヌをお嫁さんにもらって、今では2匹のお父さん)、
そして双子の姉ニニ、弟のトト。さらに、それぞれのパートナー猫の、ブブとベベ。
総勢4人と6匹で、コリコの町で今でも宅急便を続けているキキ。

13歳になったら、魔女は知らない街に住んで、独り立ちする、
その年齢に双子も近付いてきています。が、わがまま娘のニニは、
流行に流されたり、かと思えば「やっぱりなろうかな、かっこいいし」と言ってみたり、
コロコロと心境の変化が訪れています。逆にトトは男の子なので、
「魔女」にはなれません。女の子が主役の魔女の家では、
この話題になればニニばかりに期待が寄せられて、少しアウェー気味。

キキも魔女になってほしい気持ちはあるけれど、無理強いはしてはいけないと何も言いません。
1巻のキキが子供だったころ、お母さんのコキリさんも同じような気持ちだったからです。

トトが3巻で登場した「ケケ」と文通を通して成長していく姿や、
ニニが初めて空を飛んで仕事をした事など、二人には沢山の事起こります。
そして、迎えた13歳の誕生日。双子が決めた、それぞれの旅立ちはどういう方向へ行くのでしょう。
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ケケはもちろん、おソノさんや、ヨモギさん、ノラオさんなど懐かしい面々が勢ぞろい。
昔、キキが花柄のワンピースを来てやってきたレストランや、星くず群島などの、
おなじみの名前もぞくぞく出てくるので、もうこの世界に入り込みましたとも!

「ファンタジーと呼ばれるけれど、この物語は限りなく普通の話」と、作者の角野さんが
言われるとおり、将来について悩むニニとトトは、とても現代的。
魔女の家系だから「特別」と思われる二人は、それを得意がったりうっとおしがったり、
とんぼさんは優しく見守り、キキはこんな時代だからこそ「見えない不思議」を大切にしてほしいと思う。

最後の6巻まで読んでみたけれど、一貫して作者の言いたかったことは同じことだったんだなぁと。
「誰でも魔法を持っている」、それは魔女でなくても。魔女は飛べるから、目に見えるだけ、そういう事かなぁ。

これで、24年続いたシリーズは終わりですが、24年って…物心ついてないですよ(笑)。
今回の発売を記念して、福音館のHPで作者インタビューとか特集されています。
何度か挿絵のイラストレーターさんも変わってますが、それぞれにインタビュー有りです。
そして、6冊セットが出てます。箱が欲しいよぉ~~(涙)。


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