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アンの友達

2009年09月22日 12:37

『ルーシー・モード・モンゴメリ』著 村岡 花子 訳 新潮文庫 317ページ

その名の通り、アンの物語から少し離れて、アヴォンリーに住む人々の物語。
合計で12のストーリーが展開されていきますが、
アンは名前こそ出るものの、ほとんど登場しません。
これを「アンの物語」とするかは難しいところですが、
訳者の村岡女史は「第四のアン・ブックス」と位置付けているようです。

<あらすじ:抜粋>
・15年間も婚約に踏み切れずにいたルドヴィックが、ついにプロポーズに踏み切った訳は…
                                             (奮い立ったルドヴィック)
・昔、愛した男の忘れ形見の子供を、陰ながら支え、最後には周りの人々の心まで変えてしまう物語…
                                             (ロイド老淑女)
・子供を思う余り、禁じていたヴァイオリン。その少年が、ある臨終の席に立った時に奏でた曲は…
                                             (めいめい自分の言葉で)
・ある喧嘩をきっかけに、婚約していた二人は15年間口をきかなかった。長い維持の張り合いの末…
                                             (ルシンダついに語る)

年齢を問わず、恋の話から、親子愛、夫婦愛などなど。
モンゴメリは長編作家ですが、短編に関してもこんなにイイ作品を書けるのかと驚き。
むしろ、気持ちのいい引き取り方なんかは、もともと短編専門じゃないの!?と思えるほど。

本編で少しだけ話題に出たことが、こうしてサイドストーリーとして細かく設定されているのは、
ファンとすれば本編を再度読む時に、ニヤリ…と思えて楽しいでしょうね~。
実際に出版された順番としては、「赤毛のアン」「アンの青春」「アンの友達」「アンの愛情」と続きます。

夢想家で、ユニークなセリフが多い本来のアン・シリーズもいいですが、
こういう個性派ぞろいの心温まるアヴォンリーの住民たちも、愛すべき存在ですね。
作者自身もかなり、お気に入りの物語たちだったみたいです。

ところで、話は飛びますが…「アンの友達」というカフェが栃木県宇都宮市にあるらしいですね。
外装が、アンの家であるグリーンゲイブルズに似ていて、とても素敵です。
うーん…栃木か…遠いなぁ~。


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コメント

  1. えむ | URL | lMBqkpAs

    こんにちは~、お久しぶりです。
    実は私もアンシリーズが大好きなので、思わず書込みしたくなりました。
    ひひさんが村岡花子訳で読んでいらっしゃるのも私好み!村岡花子訳の昔の単行本を探して、ヤフオクでまとめて落札したくらい。
    そして私もこの「アンの友達」や「アンをめぐる人々」などの短編集が好きなの~。ひひさんが仰る通りモンゴメリーは上手いなぁ!と思います。
    それから、この夏、私はわりと哲学系の本を読んだのですが、それを読みながら思ったのは、アンシリーズは明らかにストア哲学の思想で書かれてるよ~ってこと(笑)。
    ひひさん、時間があったら今度ストア哲学の本を読んでみて下さいな。きっと、同感して下さるはず~。ではでは、また。

  2. ひひ | URL | .mYluWXM

    えむさん、どうもこんばんは~(^皿^)/
    モンゴメリファン発見!しかも単行本まとめて購入する程の溺愛!(嬉)
    ポプラ社の単行本ですか??結構値段が張ったのでは??羨ましい~!

    「アンの愛情」読んで、ギルバートと思いが通じあったような、まだ距離があるような
    もどかしい感じがしてたんで、う~続きが気になる!と思って次の本を読んだら、
    短編集だったので、ありゃりゃ?と最初は拍子抜けしたんですが、
    いやー、モンゴメリ先生、すいませんでした。私も短編かなり気に入っちゃいました。

    ストア哲学!おおー、アン→哲学とつなげて考えたこと無かったです。
    哲学=「よいしょ、と構えてから読むもの」という苦手意識から抜け出せず…(笑)
    が…頑張ります!!

  3. えむ | URL | lMBqkpAs

    忘れた頃にまた書き込む私をお許しを!
    いやいや単行本はなんと初版が昭和48年の講談社版ですわ(古っ!)。それの第13版で昭和56年刊のもの。だから安かったですよ~。たしか6冊で500円だった。「赤毛のアン」~「アンの幸福」までの4冊に「アンの友達」「アンをめぐる人々」を加えた6冊。私はこのあたりまでが一番好きなので!特に一番好きなのは「アンの青春」かな。
    今またひひさんの仰るポプラ社から村岡花子訳のシリーズが出ているみたいですね。いいなぁ、私もまた欲しい!

    哲学本はぁ・・・まあ、その気になった時に、と言うことで(笑)。ただストア派とアンが結びつく!ということが自分の中で一大発見だったので、誰かに言いたかっただけなの。ごめんね(笑)。
    秋の夜長、お互い積読本を少しでも減らせるよう読書に励みましょう!(なんてね、実は私最近全然読めてないんです。とほほ・・・)

  4. ひひ | URL | .mYluWXM

    古ッ!(←PCの前で言ったセリフをそのまま書いてますw)
    それはある意味貴重ですね!大事になさって下さい~~(^皿^)/~

    そういや、最近の洗濯機で「水を使わない」エアウォッシュがありますが、
    本も洗えるのだとか聞きました。うーん、本当でしょうか…。
    今度、この機能がついたのを買うんですが、いらない本を犠牲にして、
    試してみようかと目論見中です。上手くいけば、古書も洗えるかも…!

    さてさて、どうでもいい話題に進んでしまいましたが、
    えむさんも、どうぞインフルには充分気をつけて下さいね~。

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