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ヴェニスの商人

2007年11月19日 22:43

『シェイクスピア』著 福田 恆存 訳 新潮文庫 169ページ

シェイクスピアで初めて読んだ喜劇。四大悲劇から攻めていったため、
これがシェイクスピアの作品??と、最後のめでたしめでたしの結末に違和感を覚えてしまった。

常々このブログを書いてて思うことがある。
私は感想を述べれるような文学通ではない。
でも、こんなに面白い本が世の中にはゴロゴロしている。
感想は述べれないけれど、せめて紹介し、多くの人に本に興味を持ってもらいたい。

「へ~、この本おもしろそう、アマゾンで検索してみようかな」
こうなれば、私にとって至福の事なのです。

だから、このブログは本をあんまり読まないけれど、
有名な本の簡単なストーリーくらいは知りたいな、という人向けです。
沢山文学を読んでる方は、素晴らしい文学評論サイトが沢山あるので、ぜひ!えへへ。

あくまで紹介という事を中心において、手短にストーリーを紹介して…
そしてちょこっとだけ、つたない素人の感想を… 

そして、今回のヴェニスの商人な訳ですが。なぜ、こんな事をちんたら述べたかというのも、
この作品に関しては手短にストーリーを紹介して…というのが難しい。。。
大きな見せ場が四つ。どれも紹介から外すのが惜しいのです。

「じゃじゃ馬ならし」や、「空騒ぎ」といったシェイクスピアの有名な喜劇は
まだ読んだことがないので、彼の喜劇がどういうものかまだ掴めてないのも事実。
ただ、本ではなくて是非、舞台を見てみたい!と強く思う作品。

ヴェニスの商人アントーニオーは、友人から求婚の為にお金を貸してほしいと頼まれる。
船で商売をしていたアントーニオーだったが、今は航海に出ている船が帰ってくるまで、手元に金はない。

シャイロックは高利貸しのユダヤ人という事で、アントーニオーには
幾度も商売の邪魔をされていた。いつかは彼に復讐してやると思っていた彼は、
これはしめたとばかりに、金を貸す。そして、証書には担保として、
「期限までに返せなかった場合は、心臓スレスレに肉を1ポンドもらいうける」と書く。

シャイロックが気持ちいいほどに悪役に徹してくれているので、
特にユダヤ人でなくてもいいんじゃないか?と思うけれど、
ここは歴史的背景も大いに関係してくるところ。

ここでは紹介しきれないが、この後のどんでん返しの名裁判や、
指輪をめぐっての、男女の楽しいやり取りも見逃せないところ。
そして、最後は予想通り気持ちよーく、めでたしめでたし♪

1ポンドの肉ってどれくらいなんだろうか?ちょっと調べてみたところ、なんと450グラム!
スーパーで450グラムの肉っていったら結構多い方だよね??
ということは、当時の医療技術ならおそらく出血多量で死ぬ確率大ですね。
携帯電話の重さが私の標準の機種で100グラムといえばイメージが湧きやすいかな?

物語は、予想通りに進んで「つまらない」と思う時と、
「待ってました!」と思う時と、「え!?そう来たか!」と思う時、
この三通りに大別できるのではないかと思う。

この喜劇は「待ってました!」と、「え!?そう来たか!」が二ついっぺんに楽しめる、
内容盛りだくさんの作品。シェイクスピアの新しい境地、これからも覗いていくのが楽しみになってきました。


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