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ジョークなしでは生きられない

2009年04月24日 00:41

『阿刀田高』著 新潮文庫 327ページ

三人の娘を無事に嫁がせ、亡夫の年金でつつましく暮らしている
未亡人のもとに三人の娘が里帰りして来た。

母親が、「みんないいご主人を持ってしあわせそうだけど、
御主人の持ち物はどんなぐあいだい?あのほうに不足はないんだろうね」
すると長女が答えた。「うちのは細いけど長いわ」未亡人がうなずいて、
「そうかい。さじが壺のそこまで届くのはいいものだよ」
次女が答えて、「彼のは短いけど太いわ」
「ピッチリびんの蓋がしまるのもわるくないねえ」
三女が顔を赤く染めて、「うちのは細くて短いの。でも毎晩かかさずにやってくれるわ」
未亡人は深くうなずいて、「そうかい、そうかい。たとえわずかでも年金がきまっておりるのは心強いからねえ」


と、こんな具合に小咄たくさん盛り込まれたショートショートが、ざっと90篇。
もともと小説新潮のカラーページに連載されていたもので、軽くて読みやすい。

内容は上のような、ちょっとエッチなジョーク満載。
阿刀田さんのお得意の分野ですね~~。
思わず吹き出してしまうのもしばしば。
巻末の「広辞苑」ならぬ「広辞艶」も味が効いている。

人間だれしも興味ある事ですから、読んでて疲れません(笑)。
カラーページといえども侮れませんね、これだけ同じテーマで
90篇も書いてるのに、文庫にまとめられても飽きない。

最後に広辞艶の「ヒ」の段から。

ヒットラー … 自己主張の強い人であった。
         だから挿入の時にも彼はハッキリと自分の名を叫んだ。
         「はいる、ヒットラー!」


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