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シャーロック・ホームズ最後の挨拶

2009年04月06日 23:49

『コナン・ドイル』著 延原 謙 訳 新潮文庫 310ページ

ホームズの文庫を読むごとに、あぁ…あと×冊で読むのがなくなってしまう…と考えてしまう。
私も残すところ、「シャーロック・ホームズの叡智」だけになってしまいました。

この本で注目したいのは、やはり「最後の挨拶」。
ドイルはこれを書いたあとに、12篇の作品を手掛けているけれど、
話としてはこれが最後の事件ということになっている。

隠居して田舎で養蜂をしていたホームズが、
久しぶりにワトスンと再会して事件を手掛けるというものだ。
この時でホームズの年齢は60才くらい。
私の中で彼はサザエさん並みに年をとらないですが(笑)。

今回は全体的にユニークな作品が多かったかなと思います。
切り取られた耳が塩漬けになって送られてくる「ボール箱」、
ホームズの兄マイクロフトと共に、国家機密の潜航艇設計図を取り返す、
「ブルース・パティントン設計書」、スマトラの伝染病にかかり、
死にかけのホームズが奇策を弄する「瀕死の探偵」なんかは、
ワトスンとの友情が輝いてて、とても好きですね。

友情の話が出ましたが、一番最初に読んだのが「冒険」だったのですが、
この時から比べたら、ホームズとワトスンの関係というのは
実に深くなったものだなあと思います。
登場人物たちの変化が、読む側のスピードと同化して
いつのまにか溶け込んでいたのだなあと思うと、少し嬉しいですね。

このブログでは、当初からホームズシリーズは絶賛してきましたが、
ここまでくると余計な書評は無用というもの。それに、ここまで読んだ人なら、
おなじみの警官の名前や性格、ベーカー街の雰囲気、
ホームズの感情表現の仕方など、あたりまえのようにドイルの世界が
頭の中で描かれているのではないでしょうか。

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