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危険な童話

2009年03月25日 00:09

『阿刀田高』著 新潮文庫 287ページ

一昔前に「本当は怖い○○」というようなタイトルで流行ったのがありましたね。
その類のかと思ってたんですが、全然違いました。
阿刀田さんの本来の分野で、現代もののショートストーリーでした。

10作品の収録ですが、どれもユニークなものばかり。
のほほんと読んでたら、最後の2、3ページでいつも驚かされます。
なんかこの感じ、デジャヴだなーと思ってたら、あァ…あれです、
「世にも奇妙な物語」です。あれに似てました。

あからさまなホラーではなく、異様な薄気味悪さにゾッとするような作品ばかり。
この独特なセンスは本当にすごいな~と思います。

阿刀田さんの短編は、いうほど読んでないんですが、
どっちかっていうとこの人は、ちょっと気味の悪い話のほうが合ってる気がする。
ほっとするストーリーや、ギャグみたいなのも勿論おもしろいんですが、
やっぱりキレがあって「うまい!」と思うのは、今回みたいな短編。
なんていうか…、奇妙なところを見つける発想が鋭いという感じ。

お気に入りは「茜色の空」。
同窓会で40年ぶりにあった親友と、子供のころ、
夕陽の校庭でした友情の誓いを語り合う。
懐かく、切ないような、それでいて温かい気持ちになったところで…。
ドンデン返しがキツい。実にシュールだ。

一つの長さも30ページ前後とちょうどいい。
一日とかからず読めてしまいます。


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