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夜は短し歩けよ乙女

2009年01月26日 22:30

『森見登美彦』著 角川文庫 320ページ

某嬢から借りた本。このブログを始めてからは、7冊目の紹介。
結構幅広く、色んな本を借りてますね~。彼女はセンスいいですよ、常に「新」を求めつつ、
古き良きものを大事にする、温故知新ガールです。好きなものは万華鏡と金平糖と…。
なので、読んだ時にもふと、彼女らしさを垣間見ました。

この作家さん、人気ありますね。独特の文体だからでしょうか?
昭和初期の作家風をイメージしているのだと思いますが、
本書の中に「メール」という言葉が出てくるように、内容は現代。
昭和風の書き方を「気取り」だと見ればそれまでで、人によるところ。
「~かしらん」とか、「オモチロイ~」とかいった表現は芥川とか、
太宰治とかあそこらへんの年代を彷彿とさせる。
私は少なくとも読むに抵抗なく、斬新でありました。

「どこまでも暴走する己のロマンチック・エンジンをとどめようがなく、
 やがて私はあまりの恥ずかしさに鼻から血を噴いた。
 恥を知れ。しかるのち死ね。」

内容は若干ファンダジーな恋愛小説。「黒髪の乙女」に思いを寄せる「先輩」が、
彼女を追い求めて、京都は先斗町を、古本市を、学園祭をと、珍事件を引き起こしつつ駆け回る話。
その先輩のストーカー…もとい誠実ぶりに声援を送り、
胸打たれ、笑いを引き起こされつつ、ストーリーは息つくことを許さない。

行く先々で起こる「偶然の出会い」に、黒髪の乙女は「奇遇ですねえ!」というばかり。
その天然っぷりがとてもカワユイです。この作品は、なんといっても
キャラクターの立つこと立つこと。個人的には、パンツ総番長と、李白翁が好きです。

京都は京阪沿線沿いの話だけに、身近な駅名や、神社、川や山が出てきて、情景が目に浮かぶようでした。
いつも影ながら当ブログに貢献してくれている某嬢に今日も感謝。
ちなみに彼女に借りた作品で紹介してきたのは以下の6冊です。

『お仕事のマナーとコツ』 …  http://hihidx.blog115.fc2.com/blog-entry-6.html
『インストール 』 … http://hihidx.blog115.fc2.com/blog-entry-28.html
『失はれる物語』  … http://hihidx.blog115.fc2.com/blog-entry-29.html
『宇宙の声 』 … http://hihidx.blog115.fc2.com/blog-entry-43.html
『旅ボン イタリア編』 …  http://hihidx.blog115.fc2.com/blog-entry-45.html
『恋愛辞典』  … http://hihidx.blog115.fc2.com/blog-entry-63.html


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