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タオ 老子

2009年01月24日 01:27

『加島祥造』著 ちくま文庫 284ページ

老子とは何ぞや?
その入り口の部分がとてもよく分かります。
小学生でも読めそうな詩の中に、とても深い意味がこもっています。

老子といえば、道家。私的には、孔子が学校の先生なら、老子は用務員のおっちゃんのイメージ。
先生みたいに、小難しいことばっかりじゃなくて、なんか一緒にいたら落ち着くというか、安心する感じ。
まあ、この口語訳がそういう印象を与えるからかもしれませんが。

老子で説いているのは「道(タオ)」。
これを説明するのはちょっと難しい…本書の中の言葉を借りれば、

「 タオの在り方にいちばん近いのは
  天と地であり
  タオの働きにいちばん近いのは
  水の働きなんだ。
  タオの人がすばらしいのは
  水のようだというところにある。
  水ってのは
  すべてのものを生かし、養う。
  それでいて争わず、威張りもしない。
  人の厭がる低いところへ、先に立って行く。
  水はよほどタオの働きに
  近いんだ。                   」

訳がかなり口語的で、英単語とかも入っているから斬新。
原文とは印象が違うけれど、思想を平易に理解するだけなら充分かなと。
この本のいいのは、口語詩文になっているのに(その内容が深いだけに)、
最初の一章を読んだだけで、そこいらの詩とは違った感動を受けること。
忙しくて仕事に疲れて凹んでた私も、元気をもらいました。

なんかね…用務員のおっちゃんが語りかけてくるんですよ。
混沌の中から天と地が生まれて、その間に命が生まれた。
私たちは犬や猫とおなじだよ、同じ命だ。
天を目指して上に行きつきゃ落ちるだけだし、
どん底に落ちたらあとは上るだけだ。
なんでもバランスが大切さ、まんなかでゆっくり漂えばいいんだ。
あくせくせず、水のように生きようよ…。

そうやって語りかけてくる。だから、仕事が忙しくても、
「アカンあかん。バランスや、バランス…」と自分に言い聞かせると、楽になる。

この本はゆ~っくり読んでほしいです。
仕事に疲れたサラリーマン、OLの方、本書でほっとする時間をどうぞ。


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