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一千一秒物語

2008年12月17日 00:13

『稲垣足穂』著 新潮文庫 429ページ

少し読むには芸術センスが無さすぎたかな…。
読み終わるまでにとても時間がかかった一冊。
たしか二ヶ月くらい前に借りたような…(汗)。

いながきたるほ…んん、どこかで聞いたことがあるくらいだけど…。
「一千一秒物語」というのは、何度か他の本の後書きで紹介されていたので、
私も一度読んでみたいと思っていました。

新潮文庫のほかに、ちくま文庫でも出版されているが、
コチラは9タイトルを収録している。

・一千一秒物語   ・黄漠奇聞
・チョコレット     ・天体嗜好症
・星を売る店     ・弥勒
・彼等         ・美のはかなさ
・A感覚とV感覚

代表作である「一千一秒物語」には絵本的な世界が見られるが、
「美のはかなさ」なんてのは、何度読み返しても意味が分からない…。
完全な知識不足…ズーン。

「一千一秒物語」について言えば、詩的感覚が強く、200編くらいの短編が収録されているが、
~IT'S NOTHING ELSE~
 A氏の説によるとそれはそれはたいへんな どう申してよいか びっくりするようなことがあります それでおしまい

と、いった具合で続いていく。物語としてのストーリーを有して一番読みやすいのは「チョコレット」だが、
こちらも言わんとすること、テーマを読み取るのが難しい。
文章を見る限り「モダン」の一言に尽きる。1923年に出版された作品とは驚きだ。
そういえば貸してくれた友人も、芸術を愛するちょっと(かなり?)変な青年なのですが、
センスのある人のファンが多いのでしょうか。残念ながら、私にはこの美しさが想像力のエネルギーにならなかったようです。

稲垣足穂氏は、その後の作品はすべてこの「一千一秒物語」の注釈であるという。
他の作品と言えば、フロイトが出てきたり、デカンショの理論が出てきたりと、小難しい。
うぬぬぬ…やっぱり読書家を目指すのであれば、心理学と基本哲学は外せないのかしらん。

さりげに面白かったのは「A感覚とV感覚」。Aは所謂体の後ろの穴で、Vは女性の前の穴。
何故かこういう作家の人って、不思議に少年愛の傾向を持ってる人いますね。
ちなみに稲垣氏は「少年愛の美学」という作品も発表している。


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