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青春は美わし

2008年10月31日 23:07

『ヘルマン・ヘッセ』著 高橋 健二 訳 新潮文庫 121ページ

暖かな田舎の情緒と、みずみずしい青春を表現した2編を収録。
主人公の年齢がはっきりと書かれてないので推測によるけれど、
だいたい15、6歳の設定でいいのかな。

少女マンガのヒロインは、16歳が王道らしいですね。
それなりに理由があるのだろうと考えてみたことがありますが、
今回ヘッセを読んでみて、なんとなく分かりました。

ここで突然話は脱線しますが、シェイクスピアのロミオとジュリエットは何歳だと思いますか?
ロミオは16歳。そしてジュリエットはなんと13歳。うひょー(!)。
その頃で言えば、結婚してもいいくらいの年齢だったんでしょうが、
13歳といえば中学1年生ですよ。パリス伯爵にロリコン疑惑が…!

この「青春は美わし」の主人公も、ロミオと同じような年齢でしょうが、
ロミオはもともと物語の最初でロザラインという女性に恋い焦がれている。
けれど、ジュリエットを一目見た瞬間に恋に落ちて、ロザラインの事はキレイさっぱり忘れてしまう。

参考までに「ロミオとジュリエット」↓
http://hihidx.blog115.fc2.com/blog-entry-70.html

主人公のヘルマン(自分の名前なのか?)は、久しぶりに帰郷して昔恋したクルツに出会う。
けれど、新しく現れた女性のアンナへ簡単に心変わりしてしまう。
ロミオも言っていたけれど、本人たちに言わせれば、「あれは本当の恋じゃなかった」と。

ははぁ、そういう心の目まぐるしい変化、ある意味若いからできる変化が、
少女マンガの題材に持ってこいな訳ですな。(結局そこに落ち着く)

まあ、それは冗談としても、非常に懐かしく思える作品。
若いうちにヘッセを読んでも感動が薄いかもしれませんね。
それはもう、青春のセの字も忘れたような年齢になってから読んだ方が、
より深く味わえると思われます。


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