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若きウェルテルの悩み

2007年10月16日 23:24

『ゲーテ』著 竹山 道雄 訳 岩波文庫 213ページ

ゲーテはいう。
「もし、生涯に『ウェルテル』が自分のために書かれたと感じるような、
時期がないなら、その人は不幸だ」と。

「若きウェルテルの悩み」が1774年に出版されたとき、
異常なセンセーションが引き起こされた。
自殺を論じ、考え、実行するものが現れた。
離婚が流行し、出版は禁止された。

ウェルテルが恋をした相手、ロッテにはすでに許婚がいた。
決して迎えることのない愛の結末に、ウェルテルは悩む。

言ってしまえば、ありがち…な話である。
ただ、思い出すものがある。なにか…青い、そう、すっぱい思い出が。

そんなに熟女という年齢でもないと思っている私だが、
ウェルテルを読んだ時に、ふと頭によぎったのは高校時代のこと。。。
「この人がいなければ生きていけない」。
愚かな勘違い、嫉妬、恋は盲目という言葉がまさに、それ。
今では失笑してしまうような、若い時の思い出。

ウェルテルには、嫉妬を一度でも経験したことがあるなら、
目の奥を熱くさせるものがある。

内容は手紙形式の語り口調で進行していくが、
これはゲーテ自身が経験した恋愛に基づいている。
愛するロッテへの訴えるような手紙。

「三人のうち、一人が去らねばならぬ。
 ならば、私がその一人になろう!
 この引き裂かれた心の中を、徘徊した考えがありました。
 殺そうというのです、あなたの夫を、あなたを、私を!
 だからもう、やむをえない!!」

ウェルテルに続くように、自殺を図った青年がいたことも頷ける。

自殺に関して、作中でウェルテルとロッテの許婚のアルベルトが議論をする場面がある。
「自殺は一番罪深い。弱い者の選択だ」と主張するアルベルト。反論するウェルテル。
はたして、自殺は理論で推し量れるものなのだろうか?
ただ言えることは、実際にウェルテルを読んで、
自殺をした青年たちがいた、という事だろう。


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