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日本史泣かせるいい話

2007年09月28日 18:02

『後藤寿一』著 KAWADE夢文庫 221ページ

日本人の純粋で誠実な姿は、「その時、歴史が動いた」を始めとして、
多くのテレビ番組でも紹介され、人気も高い。

その名の通り、日本史のいい話を取り上げているのだけれど、
ほとんど、いやすべて知らない内容。

私はそもそも日本史が苦手で、世界史ばかりに目を向けている。
本自体も借り物で、自分でならおそらく購入していなかった。
しかし…まあ、日本もいいものじゃの~(何様)。

ひとつだけ紹介してみよう。

忠臣蔵で有名な大石内蔵助は、出入り商人の天野屋利兵衛に目をかけていた。
ある日、城内の什器の虫干しをした際に、利兵衛は内蔵助に申し出て、
それらの什器を見せてもらうことにした。

虫干しも終わって、いざ片づけてみると椀が一つなくなっている。
利兵衛だけがそこに出入りしていたことから、疑いをかけられ問いただされた。
すると利兵衛は、

「私が盗みました」
と、あっさり罪を認めた。

真面目な利兵衛が盗みを働いた!内蔵助は大いに驚く。
殿様の物を盗む事は、死罪を意味する。
城主である浅野内匠頭に、どう申し上げようかと迷っていると、
口の軽い家来から内匠頭に事実が漏れてしまった。

驚いたのは内匠頭だった。
「何を申すか、天野屋は盗んでなどおらぬ。わしがふと懐かしさを覚え、
懐に入れて部屋に持ち帰ったまでじゃ」
そう言って、袖から椀を出した。

利兵衛は、自分が「知らぬ」と言えば、内蔵助に罪が及ぶと思い、
自らが罪をかぶったのだった。
それを知った内蔵助は、前にもまして利兵衛を取り立てるようになった。


こういう話は世界史にも多い。
けれど、どこかが違う。
日本史独特の「気持ちよさ」「潔さ」。
きっと、日本人のもつ「武士道」が関係しているんじゃないか。

日本史苦手の私でも、きっとこういうところから入れば、
のめり込んでいくのだろうな、と思わせる「いい話」ばかりです。


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