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マクベス

2007年09月26日 00:25

『シェイクスピア』著 福田 恆存 訳 新潮文庫 158ページ

四大悲劇のひとつ。今更だけど、やっと4話とも読み終えました。
4つの中では比較的スムーズに勧善懲悪でストーリーが完結したもの。
やたら死ぬのは変わらないところですが。

簡単な内容を説明すると、
勇猛果敢で誠実だったマクベス将軍は、ある日三人の魔女に出会う。

「いずれはスコットランドの王になられるお方!」
魔女たちはマクベスの未来を不気味に予告する。
そして隣にいたバンクォーには

「その子孫が、スコットランドの王になる」
と告げるではないか。

かくして誠実だったマクベスの心には野心が芽生え始める。
忠誠を誓っていた王を暗殺し、バンクォーも手にかける。
そしてスコットランド王になったマクベスだったが。。。

「ハムレット」では、主人公の父親が暗殺され、
亡霊として最初のシーンで現れ無念を訴えるが、
マクベスの場合も邪悪な魔女が現れて予告をしている。

マクベスの名シーンでは有名な「マクベス夫人の夢遊病」。
夫人は「あんたそれでも男なの?さっさと殺しちゃいなさい!」と
暗殺を推し進めた張本人。

「まだ、ここに、しみが…
 ひとつ…ふたつ…おや、もう時間だ。
 地獄って、なんて陰気なんだろう…」

夜な夜な、幻覚を見て歩きまわっては手についた血を洗うマクベス夫人。
舞台では見たことがないけれど、私の中では一番見どころではないかと思う。
それにしても、女は強い。この時代でも夫の尻を叩いて
暗殺までさせちゃうんだから、真の悪役はこの人なんじゃないかと思ってしまう。

ローマの暴君ネロは有名である。しかし、ネロは本来、詩を愛する優しい
少年だったらしい。暴君と呼ばれる裏には、皇后ポッパエアの影が見え隠れしている。

なるほど。そう思えば、マクベスの責念も多少は薄らぐ…かもしれない。


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コメント

  1. ふじやま | URL | TUxs5dtU

    こんにちは。

    読んでいる本の趣味が近いので書き込みしてみました。

    たくさんの感想文があって、これからゆっくり目を通していこうと思いますが、とりあえずこちらの作品ですね。
    これは私が一番最初に読んだ彼の悲劇で、以降もかなり読み込んでいるので、とても思い入れがあります。
    完成度はさておき、私の中で一番印象が強いです。

  2. ふじやま | URL | TUxs5dtU

    先ほどのふじやまです。

    ごめんなさい、先ほどのコメント、かなり不思議な文になりましたが、何度か「禁止ワード」に引っかかってしまって、なかなかコメントできませんでした…^^;

    もし、お差支えなければ、またぜひコメントさせていただきたいので、禁止ワードをお知らせいただけると嬉しいです。

  3. ひひ | URL | .mYluWXM

    こんにちは!

    ふじやまさん、はじめまして!

    ああ、禁止ワードに引っかかってしまったんですね、すいません(><)
    一時期スパムが多くて色々設定しすぎてました…。
    画像認証を取り入れたので、禁止ワードは減らす方向で設定してみます。
    ご迷惑おかけしますm(__)m

    >読んでいる本の趣味が近い
    おおっ、そうなんですか!
    多方面にわたって色々読むのが好きなので、
    全然ジャンルが安定してないんですが…。
    イギリスはやっぱりシェイクスピアでかすね~。
    ん、いや、コナン・ドイルも捨てがたい…(どないや)

    四大悲劇では、私はリア王がお気に入りなんです。
    4作品とも主人公はかなり不幸ですが、そのトップを
    飾るおじいちゃんじゃないかと思うのでw

    コメントありがとうございます!励みになります!
    今後ともよろしくお願いします!

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