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神の吹かす風(上)

2008年06月07日 23:24

『シドニィ・シェルダン』著 天馬 龍行 訳 アカデミー出版 260ページ

ハラハラしたい時に読む作家と言えば、やっぱりこの人の作品ですね。
シェルダン氏の多数ある著書の中でも、男性が主人公なのは
今まで一作しか読んだことがないくらい女性が活躍しますが、
今回も例に漏れず美人が主人公です。

大統領就任で沸くアメリカ。新大統領のポール・エリソンは、東欧諸国に対する
「国民外交」に使命を燃やしていた。もちろん最終目的は世界平和である。
そのためにも、まずルーマニアへ大使を派遣し、外交を行う必要があった。
しかし、問題はその大使を誰に任命するかだ。

メアリー・アシュレーは大学助教授である。
東欧の政治学を専門に扱う極めて聡明な、美しい女性だった。
夫のエドワードは医師をしており、二人の間には可愛い子供が二人いた。
「私は世界一幸せな人間だわ」
何の不自由もなく、夫には深く愛され、充実した毎日を送っている。

ルーマニアでは大統領イオネスクの独裁が続いており、
彼を脅かす革命家、マーリン・グロンザは命を狙われていた。
目下フランスの保護の下、匿われているグロンザだったが、
折を見てルーマニアに戻り、革命を起こすチャンスを狙っていた。

ルーマニア外交を進めるアメリカ大統領。
東欧政治学の優秀な女教授。
革命家とその暗殺をたくらむ影。

この三つのポイントが絡み合って話は進んでいく。
メアリーは突然ホワイトハウスから電話を受ける。
ただの片田舎に住む30を過ぎたオバサンが書いた東欧外交に関する論文が、
大統領閣下の目に留まったというのだ。

民間からの起用を望んでいた大統領は、じきじきにメアリーへ依頼するという行動に出た。
しかし、夫もいれば子供もある身。メアリーは一度は名誉ある仕事を断るが…。

日本で翻訳されているシェルダン氏の作品順からいえば後半のもの。
場面展開が速く、同時進行で他の犯罪が動き出す。
そこらへんの話の進め方はだいぶ手馴れたもの。
無駄のないストーリーの流れです。

シェルダン氏のパターンは、焦らして焦らして最後に爆発!みたいなのが多いので、
今回もそうであると期待して読み進めていくことにします。


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