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三姉妹探偵団2 キャンパス編

2008年05月29日 21:37

『赤川次郎』著 講談社文庫 293ページ

前回、珍事件に巻き込まれて、家は丸焼け、身近な人は殺されて…と、
散々な目にあった三姉妹が、今度も事件に巻き込まれる。

前回のあらすじはこちら↓
http://hihidx.blog115.fc2.com/blog-entry-120.html

今回の舞台は一番上の姉、綾子の大学で開かれる文化祭。
なぜかイベント担当にあたってしまった不幸な?綾子。
およそ務まることのない役目を負わされている割に、本人は暢気なもの。
あと一週間あるし、それまでにどこかのプロダクションに電話して、タレントをよべばいいんでしょ?と気楽なものだ。

見るに見かねた妹の夕里子はおせっかいにも、妹の珠美を使って手伝うことに。
前回一緒に行動した刑事の国友の紹介で、数年前には売れっ子だった歌手の神山田タカシを呼べることになる。
神山田のマネージャー黒木が舞台の下見に来たが、そこで事件は起こる。

とつぜん黒木の頭上にハンマーが落下してくる、もちろん黒木は死亡。その場に居合わせたのは綾子のみ。
誰が殺したのか、動機は何なのか。黒木の奥さんが神山田とデキている事から、その線での殺人かと考えられたが、どうやらそうでもない。

そして第二の殺人。大学教授の梨山の奥さんが文化祭開催場所の講堂で殺される。
そこに残されていた人間は、文化祭委員の石原茂子だった。

この二つの殺人、関係していないように見えるけれど、どうもおかしい。
いつもの探偵本能が目覚めてピンとくる夕里子。綾子を狙った爆弾騒ぎも起こり、
ますます捜査に乗り出さないわけにはいかなくなってきた。

三姉妹の性格が前回にもまして特徴を帯びてきて、夕里子は相変わらずのおせっかいぶり、
珠美はお金にまたがめつくなって、今回最後には姉に負けない推理力を披露する。
そしてなんといっても長女の綾子が大活躍。自分が危うく殺されそうになっても、
「いい天気ね~」なんて言ってるから大したもの。綾子の中では「自分は悪い事をしていないんだから、
殺されるわけない」と妙に純粋なところがあって、殺されそうになっても「何かの間違い」で済ませてしまう。
ただ、その純粋さがあるからこそ、綾子にしかできないこともあって、夕里子の推理もそこに助けられる事があったり…。

「三姉妹」というタッグがこの二巻にきて、とても前面に出されていく。
この作品、推理小説でなく他のジャンルでも十分に楽しめるのではないかなあ…。
第三巻では今度は末っ子の珠美が活躍します。


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