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空中の城1 魔法使いハウルと火の悪魔

2008年05月21日 19:14

『ダイアナ・ウィン・ジョーンズ』著 西村 醇子 訳 徳間書店 310ページ

宮崎駿&久石譲作品はDVDを揃えているひひです。
「ハウルの動く城」ももちろん持ってます。世間ではイマイチという批評もありますが。
何度目かであの作品のよさがわかる気がします。最初は何のことか分からない設定が多いからでしょうか。

今回原作を読んでみましたが、似ているところもあれば違うところもあったり。
王室付き魔法使いのサリマンが最後に「戦争を終わらせましょ」とアッサリ辞めさせちゃうのが、
なんだか拍子抜けしたものですが、原作では戦争すら起こってません(笑)。
サリマンはちなみに若い男性の魔法使いでした。

あらすじはだいたい同じで、ソフィーが荒地の魔女に90歳のおばあちゃんにされてしまいます。
生まれ育った家を出て、ハウルの動く城に掃除婦として住み着いたソフィー。
暖炉に縛り付けられている火の悪魔カルシファーと取引をして、
ハウルとカルシファーが交わした契約を解こうとします。

ハウルは自分勝手でわがまま。可愛い女の子を見つけては、くどいてばかり。
それでいて、女の子が自分を好きになったかと思うと、振ってしまう。
オシャレ好きで青と銀の三角模様が連なった派手な服を着て、
デートに出掛ける前は二時間も浴槽にこもっておめかししている。
ソフィーが掃除をして浴槽の魔法をめちゃくちゃにしてしまったので、
髪の毛の色がベーコンエッグみたいなオレンジになってしまった時は、
絶望のあまり体から緑色のドロドロを出して抗議する始末。

臆病者なのに、見てくればかりを気にしているハウルに嫌気がさすソフィーだったけれど、
ハウルの素顔を垣間見た時、実は自分が恋をしている事に気がつくのでした。
そして、一緒に荒地の魔女に立ち向かっていくのですが…。

ハウルとカルシファーの契約の謎解きは、映画にもつながるところがあって面白いですよ。
履くと一足で七リーグも進める「七リーグ靴」を履いて、流れ星を追いかけたり、
謎のカカシに付きまとわれたり、犬人間まで現れて…。
少し話がややこしい部分もありますが、気にせずさらっと読めました。
ファンタジー小説としての発想は、動く城や、色々なところに繋がる魔法のドアなど、独創性は充分。
魔法の国のお話なので、もう少し面白い魔法の使い方が出てきたらよかったのになあ。。。

ちなみに映画を見た人は分かると思いますが、最後にハウルの心臓が戻った時、
カルシファーが自由になって飛び回りますよね。星の子はすぐに死んでしまう定めですが、
ハウルの心臓をもらうことによって生き延びていたのです。その心臓が無くなっても、
カルシファーは生きています。あれは映画を見ていて不思議だったのですが、
ようやくその訳が分かりました。原作を読んだ人だけのお楽しみということでしょうか…?(笑)


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