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リア王

2007年09月09日 18:49

『シェイクスピア』著 福田 恆存 訳 新潮文庫 208ページ

言わずと知れたシェイクスピア四大悲劇のひとつ。
よく、四大悲劇といわれて、
「ハムレット」
「マクベス」
「オセロ」
「ロミオとジュリエット」

と、答えたもんです。
ロミオとジュリエットもそれなりに悲劇なんだし、
わかりやすく五大悲劇にしておきゃいいのになあと、
国語の授業の時に思ったもんです。

そんな若造のロミオ達に座を奪われそうなリア王です。

いや、若いもんにはまだまだ負けておれん!
悲劇に関してはワシも相当なものじゃ!!

てな感じで、リア王は残酷な二人の娘に城を追い出され
80歳の体に鞭打って、嵐の中を駆け回っていくわけです。
四大悲劇の例によって、「そして誰もいなくなった」
よろしく、みんな死んでいくわけです。

簡単に事の発端を話すと、リア王が引退を前にして、
三人の娘に領地を分け与えることになったという設定。
「お前たちの中で、誰が一番この父を愛しているのか。それを知りたい」
二人の姉達は、「とても言い尽くせませんわ、およよ」と、
言葉巧みに愛しているという事を並べ立てて、お父さんは大満足。
ただ、末娘だけは口下手で「特にありません」と言う。
怒った父は、末娘を勘当。そこから悲劇は始まる。

舞台は策略、不倫まで入り組んで、昼ドラかよ!と突っ込みたくなる。
それゆえ私たちからしてみれば面白い。他人の不幸の楽しいことよ!

王族というのは権力によって結ばれる特殊な親子愛という。
しかし、これを読んでると「はたして関係ないことかしら」と、
他人事ではなく思えてくる。
介護、遺産相続、孤独死、虐待、身近なニュースに多いことよ。

一番マイナーなリア王だけれど、一番身近に感じる四大悲劇…かもしれない。


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