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フランダースの犬

2008年04月08日 23:27

『ウィーダ』著 村岡 花子 訳 新潮文庫 164ページ

♪ ラララ ラララ ジングン ジングン クレーヌ ブリンダース
  ラララ ラララ ジングン ブリンダース ラーラ 口笛はなぜ~

必ずハイジと混じってしまうのは、私だけではないはず…。
「ぼく、なんだかとても眠いんだ…」あの不屈の名作アニメに、ボロ泣きしてしまった人は多い事でしょうね~!

画家を目指す純粋な少年ネロは、おじいさんと犬のパトラシエ(パトラッシュ)の三人暮らしで、貧しい生活をしていました。
でも、村一番の権力者にボヤ騒ぎの疑いをかけられて、みんなから煙たがられます。
ネロは飢えと寒さに耐えながら、必死に生きていきますが、悲しい事におじいさんも死んでしまいます。
借りている小屋からも追い出され、さ迷い歩いた揚句に教会のなかで、パトラシエと寄り添い、死んでしまう…。

ううう…こんな悲しい物語、どうやったら思いつくんだ…。
徹底的に弱者に焦点を当ててますよね。
一度、ネロが描いた女の子の絵を、そのお父さんが1フランで買い取ろうとしたシーンがありましたが、
私ならもっとせびってますよ。強いってことは、ある程度悪いってことも必要になってくるのかもしれません。
自分に自信があるのなら、ミルクの荷車引きなんて職業じゃなくて、道端で絵を描いて売ってもいいわけですから。

朝になって、教会で死んでいるネロとパトラシエが見つかりました。
そこへ、画家が弟子にしたいとネロを探しにくる。
ピカソは死んでから認められた画家ですが、死んでしまったらその人にとって
後世がどうなんて関係ないんじゃないでしょうか。その子孫がどうとかは別にして…。
弱者として虐げられて死んでいった人が、後になって感謝や愛情を注がれても、
その遺体が語るのは「もう遅い」という言葉だけ…。そんな気がしてなりません。

本書では、フランダースの犬と、ニュールンベルクのストーブの二編が収録されています。
どちらも少年文学で、貧しい少年が主人公です。後者の作品はハッピーエンドで読んでいて楽しくなりますよ。


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