スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

四つの署名

2008年03月24日 20:13

『コナン・ドイル』著 延原 謙 訳 新潮文庫 196ページ

シャーロック・ホームズ第二弾。登場からいきなりコカインでラリってるホームズ先生です。
「何か面白いことないかな~」と思っているところへ、うってつけの事件が転がり込んできます。

もの静かな美しい女性、モースタン嬢は自分の身に起こっている不思議な出来事をホームズに打ち明ける。
毎年高価な真珠が一粒ずつ送られてくる事。送り主はまったく分らない事。
しかし、どうもそれが何年も前に失踪した父と関係がありそうな事。

「久々に面白い事になりそうだよ、ワトスン君」
ニヤリ。ホームズは頭を使っていないとまるで廃人のようになるが、仕事となれば別人のように眼を輝かせて生き生きする。

話の趣旨はこうだ。モースタン嬢の父は10年前インドへ行っていた。
現地からの帰りにロンドンから手紙をよこし、「父さんもうすぐ帰るからな~待ち合わせは…」と連絡しておいた。
しかし、ついに父は現れなかった。それから数年後、彼女のもとに大粒の真珠が毎年決まって送られてくるようになる。
それが数年続き、今年になって「あなたは不当な仕打ちを受けている。正義の補償を受けるべきだ。
疑わしかったら友人二人連れてきなさい。警察には決して言わないで下さい」という手紙が届く。
ホームズとワトスンは、二つ返事にその友人役を引き受けることにする。
どこへ連れて行かれるかも分からない馬車に揺られて、三人は暗闇の中を進む。

推理小説の紹介の辛いところは、どこまで書いていいか分からないところですね。
面白いところは書けないし、触りだけ過ぎると興味がわかない…。
感想だけ述べるなら、一作目の「緋色の研究」より面白かったと思います。
ホームズの人となりがもっとよく分かったので、満足かな。
手掛かりがつかめなくてヤキモキするところが可愛かったり、
犯人が逃亡するのを追いかけるシーンは、すごく迫力があったり…。

シャーロック・ホームズのファンをシャーロッキアンというそうですが、
彼らのように内容を分析したり…という楽しみ方ではなくて、
単にミーハーな気持ちで読んでました。
いやあ、かっこいいなあ~ホームズ。

もちろん内容もよかったですよ。
殺人現場に残された「四つの署名」という言葉。それに基づく深い憎しみ。
バックストーリーは推理小説につきものですが、ホームズシリーズはスケールがでかい…。
この作品の次に発表した「シャーロック・ホームズの冒険」から短編が始まりますが、
それとは違った長編ならではの味わいが出ていたのではないかと思います。


参考になった!という方はゼヒ押してくださいッ →  にほんブログ村 本ブログへ

スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://hihidx.blog115.fc2.com/tb.php/108-970fd8ea
    この記事へのトラックバック



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。