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古畑任三郎2

2008年12月14日 01:02

『三谷幸喜』著 扶桑社文庫 253ページ

先日紹介した1巻に引き続き、2巻のご紹介。
1巻参照→http://hihidx.blog115.fc2.com/blog-entry-249.html

「ザ・マジックアワー」は皆さん見られましたか?
http://www.magic-hour.jp/index.html
終始笑いっぱなしで、私的にはかなりGOODな映画でした。
三谷さんの作品では少し前の「THE 有頂天ホテル」も見ましたが、これも良かったです。
古畑シリーズというと、ガラリと印象を異にするジャンルですが、
読んでると「あー、やっぱ会話のテンポが三谷さんだわ」と思うことしばしば。

収録は1巻同様5本。

・ちなみの家
・さよならおたかさん
・中川外科部長のコート
・迫坪秘書の長い夜
・木暮警部最後の事件

最後の木暮警部の話は特にお気に入り。
よく古畑さんは罠を仕掛けて犯人にボロを出させますが、今回もその手で解決します。
テレビで見た方は知っているでしょうから、あえてここで内容を紹介しませんが、
いや全く人間て基本的なことで騙されるもんですね。

前にホームズを読んだ時に「水の近くで重いものがなくなってると、必ず何かを沈めている」という
セリフがありましたが、なるほど、たしかに。そういう何気ないことを普通の人は注目しない。
作家というのはこういうところに常に注意を向けてネタ探しをしているのかしらん。

JALのCMで踊っている三谷さんを見ると、ホントにこの人が書いてんのかな…と思うこともあるけれど(失礼)。
しかし、この人は多才ですね。サラリーマンNEOに出演してた時にそう思いました。

ちなみにこの2巻で小説版は終わりです。
元ネタがあるので、他の人に書いて出版することは可能だそうですが、
大変な産みの苦しみを経てできた作品たちを、やすやすと人に任せたくないそうです。
私も三谷さんタッチだから面白いと思うので、それがよいだろうなあと思います。

参考までに「サラリーマンNEO」
http://www.nhk.or.jp/neo/(動画:新しいネクタイの結び方講座は必見です)


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古畑任三郎1

2008年12月06日 01:00

『三谷幸喜』著 扶桑社文庫 228ページ

ああ…今更だなんて言わないで下さい…。
随分前に借りたのに放置していた本…貸してくれた某氏…ゴメン。

推理小説を文学にするのは本当に難しい…と私は常々思うのですよ。
「文学は何かしら自分に得るものがある!」と固く信じて疑わない私にとって、
どうしてもこの推理小説というジャンルにそれを見出すのが難しいのです。

しかし面白い。小難しいことを考えずに、読み終えたときに
「は~、面白かった」と純粋に思えればいいじゃない。と、昔言われたことがある。
ドストエフスキーとか、トルストイとか、そんな本を読んでるわけじゃないんだから…と。
たしかにそれはそう。推理小説の価値をどこに感じるかによって、それは変わるのだから。

それにしてもホームズシリーズは例外だと思う。
あれは「推理小説を文学まで高めた」といえる傑作だと思う。
多くの教訓も与えてくれるし、推理もユニークで、トリックも面白い。そして何といってもあのキャラ。
この古畑警部補もそうだし、赤川シリーズもキャラが光る。
最近で言えば、東野圭吾氏の作品もキャラが光っていますね。
もちろん推理要素も大事だけれど、これらの作品はキャラクター性がヒット要素だと思います。
知ったような口きいてますね、すいません。

さて、フジテレビ系で放映されていたときに見ていた人も多いでしょうから、
今回は内容は置いといて、そのタイトルだけ紹介しておくと、

・おめでとう、アリ先生
・六代目の犯罪
・幡随院大、走る
・黒田青年の憂鬱
・井口薫のレクイエム

以上5つを小説版に収録。
犯人の視点から話が展開するので、最初から誰が殺したか分かる。故にワトソン訳の今泉氏は出てこない。
一話が丁度いいくらいに区切られてて読みやすい。手の空いたときに読めてしまうから嬉しい。

やっぱりドラマ見てると田村正和のイメージが強いですね(笑)。
見てても見てなくても、そこは上手くマッチングするのでご心配なく。

関係ないですが、三谷幸喜氏と、阿刀田高氏…、この二人の作家は
ものすごい気が合いそうな気がするのですが、そう思うのは私だけでしょうか…。


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