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若草物語

2008年03月19日 19:25

『ルイザ・メイ・オルコット』著 宮脇 紀雄 訳 ポプラ社文庫 214ページ

私事ですが、次の五月に資格試験を予定しておりまして、その追い込み時期を迎えております。
勉強自体は嫌いではないんですが、読書の時間を削らなければならないのは何とも辛いことです。

若草物語といえば、世界名作劇場風の牧歌的で良い作品ですね。
面倒見のいいメグ、新しい物好きの文学少女ジョー、内気で物静かなベス、甘えん坊のエーミー。
四人姉妹が父親のいない間、生活する日常をリアルに描いたこの作品は、映画で大ヒットを飛ばしましたね。

ストーリーとしては、本当に何気ない日常を描いているだけで、
父親が戦場に行って帰ってくるまでの間の話で、隣のおじいさんとの出会いから、
誠実なローリー青年との出会い、姉妹喧嘩をしたり、新しい遊びを考えたり、
一つの大きな中核の目的へ進んでいくという流れではないので、
最初は何でこの話が人気があるのかなと思っていたものです。

貧しい中でも楽しみを見つけ、明るく生きる少女たちの姿は、生きていく上での大切な事を教えてくれます。
「つぼみはいつか花になっちゃうし、子猫はいつか親になっちゃうし…」
ジョーがメグの結婚について、母親に相談した時の言葉には、オルコットの人生に対する想いが感じられませんか?
この言葉が一番好きになりました。あしながおじさんの時も思いましたが、こういう少女をモデルにした話って、
どうしてこうも温かい気持ちになるんでしょう。女性の作家にとくに多い気がします。

他にも、夏休みを迎えた姉妹が、家の仕事をせずにのんびり過ごそうと試みますが、
いざ好きなことだけをしたいと思っても、どうもなかなかうまくいきません。
ああ、そうだな~と思いませんか?私も、休みの日に沢山本を読もうと思った時に限って、意外に読めないもんです。
辛い事があるから、楽しいことが楽しいと感じるのだという事に少女たちは気がつきます。
そんな子供たちを、優しく見守る母親…。
はあ、こんな母親になりたいなあ…しみじみ。

五月の試験が終わったら、きっと私も本を読むことがどんなに楽しいことか、
前より一層感じることができるでしょうね。そう思えば、勉強するのもいいかもしれませんね。


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