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巌窟王

2009年07月20日 17:58

『アレクサンドル・デュマ』著 矢野 徹 訳 講談社青い鳥文庫 353ページ

本って、少し読んだだけで、その作家が自分の好みかどうか分かりますよね。
デュマはまさにそれ。もしかして、私はフランスとロシア作家に惹かれる傾向に
あるのかしら…。皆さんそういう傾向ってありますか?

原題「モンテ=クリスト伯」。周知のように、あの長ーい作品です。
岩波文庫のシリーズを、古本で見つけたら買ってますが、
なかなか全巻揃わずに、中途半端な巻数しかありません。
いつか山内訳でも本腰入れて読んでみたいです。

無実の罪を着せられ、婚約者も奪われてしまったダンテス。
彼が囚人としてやってきたのは、悪魔島の地下牢…。
14年間の牢獄生活の中で、ダンテスは自分を裏切った人間に復讐を誓うのだった。

地下牢から脱獄したダンテスは、モンテ=クリスト島に隠された財宝を手に入れ、
「モンテ=クリスト伯爵」名乗り、さっそうとパリに現れた。
その完璧な身のこなし、優雅な態度、豊富な知識に敬慕しない者はいなかった。
こうして別人として生まれ変わったダンテスは、冷徹に復讐を遂行していく…。

勧善懲悪のスタイルは王道ですが、やはり面白いですね。
水戸黄門のTVを見てるようなスカっとする感じです。
353ページという短い中に、この作品すべてを収めるのは到底無理なこと。
基本的な話の流れだけ知りたい人には、これくらいがお勧めです。

同じ長編でも、「ダルタニャン物語」とはまた違った面白さですね。
この作品で、デュマの大ファンになってしまう人がいる…というのは頷けます。


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三銃士

2009年06月30日 23:51

『アレクサンドル・デュマ』著 桜井 成夫 訳 講談社青い鳥文庫 303ページ

デュマの有名作品としては、「巌窟王」こと「モンテ・クリスト伯」がありますが、
三銃士も本来はながーい小説なんですね。
今回読んだのは、子供向けの作品だったので、
内容も随分と簡略化されてましたから、概要を読むだけなら
いいかもしれませんが、話の展開が速すぎて、少し物足りないかもしれません。

田舎者のダルタニャンは、出世のため父に背中を押され、パリへやってくる。
血気盛んで、名誉のためならどんな相手にも決闘を申し込む、まっすぐな若者だった。

国内が乱れ、権力争いの絶えなかった17世紀フランス。
ひょんなことから、国王側の近衛銃士と、枢機卿側の親衛隊の争いに巻き込まれたダルタニャン。
この運命を大きく左右される別れ道を、彼は近衛銃士側に立って戦ったのだった。

アトス、アラミス、ポルトスの三銃士とダルタニャン。
四人の男の友情は、「一人は皆のために、皆は一人のために!」
この言葉を生み出しました。なぜ四銃士じゃないのだ…(笑)。

物語は奇抜な策略とか、大胆な行動とかでハラハラする内容。
ルイ13世の妃を救うために突っ走る四人は、まさに騎士道精神。

残念なのは、子供向けで話が端折っているので、緊張感が乏しくなってしまうところかな…。
「そうして数日のうちに○○になり…」といったような感じで、
ええっ、そこは飛ばしちゃっていいの?という箇所も。
他のを読んでないので、何ともいえませんが…。

今度は是非、岩波とかで読んでみたいですね。
そして、根気があれば、完結編まで…!


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