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ツキを呼び込む「論語」の成功法則

2009年02月22日 21:14

『植西聰』著 成美文庫 246ページ

「己の欲せざる所は、人に施すこと勿れ」
「一を聞いて以て十を知る」
「古きを温ねて新しきを知る」

論語といえばこれらの有名な言葉。
礼に始まって礼に終わる…とかアバウトな認識でしたが、
こういった言葉も論語の中にあったんですね。知りませんでした。

イメージとしては「すっごい常識人だなこの人…」という感じ。
良い指南書の”抽象的”さもあって、応用のきく書物でした。
ビジネスには勿論、下手な相談に乗ってもらうより、落ち込んだ時に
元気づけるためにもいいと思います。

最初こそ卑屈にみてしまって、「そんなこと言われんでもわかるわ~」と
考えてしまうんですが、素直な気持ちで読んでると心に入ってくる。
これが孔子のすごいところなんだろうなあ…。
基本的に、色々学んでも「それができないから苦労してるんだよ…」
という帰結になるんですが、この中の一つでも心がければこの本の価値があったかなと。
正直言ってしまうと、この類の本は沢山あって、底本にあるのはやっぱり
孔子とか孫子とかになるんだろうなあと思います。

こういうありがたい話ですから、当時のエピソードとかがもっと多ければ
よかったかもしれません。実践的に作られてるせいか、
「こういう上司いますよね…」という例えに持っていかれることが多いので、
少し俗っぽい気がしました。肝心の「ではどうすればいいか」という思考に促されないので。

ある程度の年齢になると、こういった指南書はどうしても斜めに見てしまうので、
もっと若いころにたくさん読んどけばよかったなあと思います。
たとえそれが実践できなかろうと、人間の根本になる教えだと思うので。

それとは意を異にして、積極的に読んでほしいなあと思う人は、
ビジネスで失敗しそうになってる、または失敗して悩んでいる人。
私がまさにそれでしたが、効果絶大でしたよ(笑)。


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イスラム金融入門 世界マネーの新潮流

2008年06月23日 18:56

『門倉貴史』著 幻冬舎新書 222ページ

最近よく耳にする「イスラム金融」という言葉。まあ、仕事の勉強がてら読んでみる事に。
発売は2008年5月30日なので、最新ニュース盛りだくさん。
まず、イスラム金融といえば、四つの特徴があるそうで、

①利子取引がないこと
②契約中の不確実性
③投機的な行為
④豚肉、タバコ、お酒、武器、ポルノの使用や取引

こういったことを禁じています。
規制に適格かどうかはシャリーア(イスラム法)に基づいて判断されるのですが、
どうして利子を取ってはいけないのか?それは、利子というものは、
「寝てても発生する利益」であって、働かずに設けるというのはシャリーアで禁止されているのだとか。
でも、利子を取らずにどうやって金融システムが成り立つんだ?と思うことなかれ、
ちゃんとリース取引や、小売に近いやり方で、銀行を経営することができるのです。

イスラム金融が何故注目されるようになってきたのか?
根本的な理由としては、イスラム教徒の人口が増えてきていることが挙げられます。
コーランでは、人間が妊娠や出産をコントロールすることを禁じているので、
相対的に人口は年率2~3%ずつ増えており、世界人口にして25%を占めるようになってきています。
一般の銀行に預金をすると利子が付いてしまうので、イスラム教徒は預金をしない人も多いとか。
タンス預金がイスラム金融の浸透で市場に出てくる可能性は十分考えられるわけです。

二つ目の理由は、イスラム金融を信仰している国の成長が著しいということ。
BRICsの次はVISTAとか、ネクスト11とかよく言われますけれど、とある雑誌では
イスラム金融を信仰するポストBRICsとして、「MEDUSA」(メドゥーサ)が話題になってるとか。
マレーシア、エジプト、ドバイ、サウジアラビアで構成されるこれらの国は、
イスラム教徒の人口が多く、特にマレーシアは世界一のイスラム金融国。

そして最後、三つ目の理由は、我々も身に沁みて痛感している「原油高」。
いやーもー、ガソリン高いっすね!!最近。やってられないですよ。
この原油高騰で儲かっているのが中東の国々。よく聞くオイルマネーというのは、
今回の原油高で潤った国が蓄えている資金のこと。
中東はイスラム教徒が大半を占めるため、現地の投資家が運用をするにあたって、
イスラム金融の対するニーズはとても高い。これまでイスラム金融が発達していなかったので、
オイルマネーが欧米に流れていたけれど、現在は振興に伴って、そちらに資金が流れ始めています。

このような現状を受けて、各国はイスラム教国ではなくとも、オイルマネーの受け皿として
イスラム金融を振興させようという動きが活発になってきています。
日本でも有名な格付け会社スタンダード・プアーズが、イスラム法に適合した日本株を選別して、
「シャリア指数」という株価指数を作ったり、イオンがマレーシアでイスラム金融債を発行したりしています。
わざわざイスラム金融債を発行するのは、それだけ需要があり、低金利で資金調達できるからだそう。

新興国は特にこれからインフラ投資を始めるのに、積極的にオイルマネーを活用したいようで、
競ってイスラム金融の整備を始めています。
しかし、現状はイスラム法の解釈が世界各国で異なり、グローバルに展開しようにも、
出来ないのが実情のようです。イスラム銀行を作るためには、取引や商品が
イスラム法に反しないかを審査する委員会を作る義務があるそうで、最低でも審査委員が3人はいる。
しかし金融知識を持ち、さらにイスラム法の知識を持っている人は、世界で100人程度。
さらに英語ができる人は20人程度しかいないようで、多くの人が掛け持ちで仕事をしている。
そういう事もあって、一概にイスラム金融が拡大していくとも言えない。

現在では、そういった金融とイスラム法に精通する人間を育成するスクールもでき始め、
イスラム法の国際基準の整備も進んできています。
これから、それらの基盤が整ってくると、イスラム金融の浸透が加速していくことが考えられるんでしょうね。

これから目が離せない中東・オイルマネー。
是非とも日本株もその波に乗ってくれればいいのですが…ね(笑)。


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僕と株と樹海の日々

2007年10月18日 00:02

『まりお・中原圭介』著 扶桑社 223ページ

わ、私だってたまには仕事関係の本を読むのよ!!
という感じで、文学とは言えないけれど紹介します。
会社の人に貸してもらった、株の本。

某証券会社に勤めている割に、株を買ったことのない私。
そろそろ、本気で何か購入しようとした矢先に、
「これ、おもしろいよ。貸してあげる~」と、勧められた。

……、か、買う前に読んでよかった!!!

会社から一歩でも出たら、仕事のことなんて考えたくないっ!
こんな私でも楽しく読めて、すごく勉強になりました。

「僕と株と樹海の日々」は人気ブログのタイトルそのままなんですね。
嫁に内緒で結婚のお祝儀の20万円から株をスタート。
そして、だんだんと深みにはまっていって…という内容。

ブログを書いているまりおさんはともかく(ヒドイ…)、
ファイナンシャルプランナーの中原さんのアドバイスが大いに役立つ!
会社に入社した時に、この本を読ませたらいいんじゃないか?てなくらい。

小難しい事は省くとして、基本中の基本、長期投資の重要性や、
世界のお金の流れをつかむコツなど、そういえば新人研修で、
そんな事をならったなあ~。というものばかり。

しかし、悲しいかな、人間は欲深い生き物。
心で分かっていても、思う通りには行動できないのです。
少しでも株が上がれば、まだ上がる!と思うし、
少しでも株が下がれば、もう底だ!!と思い込んでしまう。

初心忘るべからず。
株をするということは、自分の心との闘いでもある。
ろくすっぽ勉強もせずにお金を継ぎ込もうとした自分が恥ずかしい…。

よ~く考えよ~、お金は大事だよ~。。。
まさに、この本を読むくらいは時間を割いて、よく考えるべきですね。
反省、反省…。


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孫子の兵法

2007年10月11日 23:55

『守屋洋』著 三笠書房 254ページ

副題は「応用自在!ライバルに勝つ知恵と戦略」。

孫子は二千年以上も前に書かれた、中国古代の兵法書。
日本では「風林火山」で有名な武田信玄の旗も、これに由来する。
そして、今日ではビジネスにも役立つと注目されている。

読んでみると、なるほど。
これは兵法書ではあるけれど、一種の人間観察記録と感じる。

「しばしば賞するは窘(クル)しむなり」というくだり、
部下をどなりちらしておいて、あとで離反を気づかうのは、
みずから不明をさらけだしているのである。と、孫子は説く。
うん?何か身近で思い当たる節があるような気がしないでもない。

本の中身は、孫子の中の原文と、それを解した文、
そして具体的な歴史の事柄などを紹介している。
実際のビジネスの場面を想定した例が割と少ないのが残念なところ。

ただ、歴史の中に孫子がこれほど浸透しているのは、
作者が、深く人間を観察して書いたからこそ、
読んだ人がすぐさま実践に移せる内容なのではないか。

「戦争は、準備段階が重要である」は、
「チャンスは準備をしている人にこそやってくる」に読めるし、

「少ない軍勢が、大軍に正攻法で挑んでも勝ち目がない」は、当然のことだ。
中小企業が大企業のように、色々な事業を手がけても敵わないのは目に見えている。
むしろ、キラリと光るユニークな技術を持つ方が良い。

こう見ると、なんだか我々の生きている世界も戦場と変わりない気がしてくる。
功を挙げることができなければクビになる。。。
そんな切羽詰まった社会では、いかに戦いを勝ち抜いていくかが重要である。

孫子の著者、孫武。
彼が現代社会に生きていたら、いったいどんな「戦い方」をしてくれるだろうか。


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お仕事のマナーとコツ

2007年08月21日 19:59

『西田博子』監修 『伊藤美樹』絵 学習研究社 135ページ

仕事をする上での一般常識マナーと、前向きにとらえられる言い回しのコツ。
当たり前にできてることと、考えたらできてないなあ~と思うこと、
二つに分かれました。結婚式や葬儀に関することなど、
なかなか本を買ってまで学ぼうという機会がないので勉強になりました。

実は友達から貸してもらったものなんですが、なんせ読みやすい。
かわいいイラストの漫画形式なので、頭に入りやすい。
抑えるべきところは抑えている感じでした。

一番勉強になったのが、角の立たない会話の進め方。
「あえて反対意見を申し上げるのですが」
「できません」→「今日中というのは時間的に厳しいようなので、
もう一日お時間いただけるとありがたいのですが、よろしいでしょうか」

新人~部下を何人か持つようになったぐらいの人向け。
やや女性視点で書かれた内容。著者が女性だからしょうがないのかな。


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